IE9ピン留め
YO-MA-Z 12 第二話「月光」前半



アナタハ、月ニ住ンデイル神様ノ存在ヲ、信ジマスカ?



まだボクが、清さも穢れも知らぬ子供だった頃の、お話――



幸せだった。

父様こそ居なかったものの、シスコの平穏な郊外でボクは姉様達に可愛がられて育った。

ボクには二人の姉様がいた。
姉様・・・・・・といっても、実質血縁上は母親と叔母にあたる存在だ。
けれども、ボクにとって彼女達は、姉の様な存在だった。

光姉様と、月姉様。

ボクの、一生忘れられない人達――
そして、この後の悲劇の物語の、主人公達。


姉様姉様、ほらぁ、こーんなに蒼空が広がってるよぉ!

手を広げて、ボクは無邪気に姉様達に呼びかける。

ふふ、そうねぇ・・・・・・

クスクスと微笑む光姉様。

綺麗ね・・・・・・本当に

月姉様が、優しくボクの頭を撫でてくれる。


爛漫の四方の春。
ボク達の小さな秘密の園で厳かに行われる、妖艶の遊戯。

ボクは、よく歌った。
千々乱れ咲く花畑の中心で、この世を歌った。
その目はいつだって、嬉しさでいっぱいだった。

月姉様は、舞った。
蝶々達と一緒に戯れた。慈悲深きあの笑顔は、忘れない。
その目はいつだって、温かかった。

光姉様は、物語った。
まるでこの世に生まれてきた事自体を、幸せであるかのように。
その目はいつだって、優しかった。


知ってる? この空にはね・・・・・・

生命の河が、流れているのよ

生命の河?

うん

私達が命絶え朽ち果てると、魂は空に放たれて、その大河に戻っていくの

そしてまた、新しい物語を始める時、その魂は再び地上に戻っていくんだよ

この循環をね、人間は何回も、何回も・・・・・・続けてきたんだ

そこに行けば、死んだ人にも会えるかなぁ

あはは・・・・・・どうかな。私も、誰かから聞いた話だからなぁ

・・・・・でもね、その河をいつも見守ってる神様は、見たことがあるんだぁ

神様?

うん



その神様はね・・・・・・お月様に、住んでいるの



幸せだった。あの日までは。
幸せだった。幸せだった・・・・・・


眠れない夜が続き、ボクは姉様達と一緒によくいく湖畔へと足を赴ける。
幻想的な光景が、ボクの目の前に広がった。
大きな月が夜の空に浮かんでいて、その月を波紋も造らず綺麗に映し出している湖。
壮大な、月と湖の合わせ鏡。

その満月の下、月光に照らされながら抱き合う月姉様と光姉様の姿を始めて見た時、どうにも綺麗で・・・・・・


胸が、騒いだ。


幸せだった。あの日までは。
幸せだった。幸せだった・・・・・・


あんな気持ちを、知る日までは。


月姉様の瞳には、光姉様しか・・・・・・
光姉様の瞳には、月姉様しか・・・・・・
映って、いなかった。

月と湖が合わせ鏡となるように、彼女達の瞳もまた、互いを映す合わせ鏡だった。



ある日月姉様と光姉様は家を出て、二度と戻ってこなかった。
爺やは嘆き悲しみ、家には灯りもともらない。

それからの夜・・・・・・ボクはあの湖に、よく赴いた。
光姉様と、月姉様が思い出せるから。
姉様達の、匂いがするから。
月と、湖の合わせ鏡。
ボクもその合わせ鏡に混じろうと、自分の『眼』を差し出す。

・・・・・・これで、三人一緒。

ボクは、歪んだ笑みを浮かべていたのだろう。


大人になるまで、知らなかった。
この湖に、二人は沈んでいった、と。
神に背いた愛の報いだと人々は騒ぐけど、ボクは・・・・・・

目を、瞑るだけ。

湖のほとり、そっと咲いた水仙は――
ああ・・・・・・どんなにあやしく香ったでしょう。
何も知らぬ、少女の日の初恋よ。
今も甘い、あなた達の声が聞こえる。

あれからボクは、どんな人も愛せない。



千々乱れし睡蓮よ、ボクに教え給へ。
月光にておはします姉君達は、いずこに在りや?



二人の沈んだ数日後、フラフラとボクは力尽きたように湖の前で倒れこむ。

そうだ・・・・・・ここになら、いつもいるじゃないか。
月光が――姉様達が、ボクの身を照らしてくれる。
ならばボクは、鏡になろう。
姉様達を受け入れる、鏡になろう。
全身全霊で、姉様達をボクが映し出そう。
そして・・・・・・また、三人一緒に。

ボクもまた湖に沈もうと、手を湖の表面へと差し出した、その時――


――ざわ


風が吹いた。
波紋が広がると同時に、透明色をしていたはずの湖が、波紋と共に黒色へと変色する。
黒・・・・・・いや、違う。
影だ。
見る見るうちに黒より暗い影がぺたり、と張り付くように湖を覆っていった。
空を見上げると、夜空もまた影で覆い尽くされていた。
世界が、影で踏み潰された。

ぴちょん――

また湖に一回、波紋が広がる。
ボクが湖の上に再び眼をやると・・・・・・立っていた。


『彼』が、立っていた。


黒い月光に照らされて、『彼』が立っていた。
いつの間に現れたのか、それどころかいつボクのそばに近づいて来たのかさえ、全く分からなかった。
忽然と――『彼』は、そこに現れた。

そして・・・・・・嗤った。
三日月の様な口をして、『彼』は嗤った。


―――その神様はね・・・・・・お月様に、住んでいるの―――


『彼』が、囁いた。


「水の本質は鏡。月光(つきびかり)の奏でる興劇を映し出す、鏡。永遠の、合わせ鏡――」

「しかし鏡は、ただ映し出すだけ。本質的に〝自我〟など持たない。研ぎ澄まされた鏡であればあるほど、他者と自己の〝境〟が曖昧になってゆき・・・・・・」


「呑み込まれるぞ、闇に」


「・・・・・・!」

どっ、と全身から汗が噴き出した。
その声は〝どろり〟と、ボクの耳の奥へと液体が侵食するように流れ込み、凍えるような感覚を残した。

「お前の願望は、三人が共存する〝世界〟。彼女達を映し出す、単なる器ではないはずだ」

『彼』のその言の葉が合図してか・・・・・・黒い湖から無数の白い手が、手招きするように這い出てきた。

何本も、何本も・・・・・・!

「っ・・・・・・・!?」

慌ててボクは手を引っ込める。
『彼』の嗤みが、更に深くなった。

「やめておけ・・・・・・受胎告知にて神性を授かりし人の子、メタルナーよ・・・・・・?」

ばくばく、と心臓が跳ね上がりそうなほど脈動する。
何で、識っている・・・・・・ボクの名前と、何よりもボクの願望を・・・・・・!

「その問いに答えは無い。答える事は可能だろうが、それはお前にとって答えになってはいないだろう」

―――心を、読まれている!
くつくつ、と明らかに人間の笑い声とは異なる〝嗤い声〟をあげる、『彼』。

体が、動かなかった。
この世では決して感じ得ない、どこか遠くの世界にいるような気分だった。
狂いそうだ。頭がおかしくなりそうだった。
この感覚は・・・・・・明らかに、この世のものではなかった。
体中が拒絶反応を起こす。
全身全霊で『彼』から逃れろと、無意識が呟く。

だが、無理だった。

刃物をもった人間に邂逅し殺されそうになった時でさえ、恐怖を元に逃げる事は可能だろう。
だが、ボクは逃げる事さえ許されなかった。
どこにも、逃げ場がないからだ。
見渡す限りこの世界は、『闇』。
『彼』の眷属と化してしまった世界。
『彼』が、そして闇が、影でボクの世界を塗装し、さらにその上に影を敷いて、また更に影を・・・・・・
恐怖色で、着色したのだ。
何より、この世界はボクの〝心の世界〟なのだから、まったくもって救い様が無かった。

『彼』の瞳を、視る。

闇の眼。
深淵なる、闇の眼だ。
まるでそれは、どこまでも続く底なしの井戸を覗いているような・・・・・・そんな眼だ。
魅せられるように透き通った、永遠の闇。
暗鬱なる、死の沼。

闇だ。闇。恐怖の上塗りされた闇だ。

闇、闇、闇、闇闇闇闇闇・・・・・・!


―――その神様はね・・・・・・お月様に、住んでいるの―――


どくんっ・・・・・・


『彼』と背後の月を見添えて、ボクはフラッシュバックした。


何故か・・・・・・その光景は、ありえないくらい綺麗で・・・・・・

・・・あ・・・れ・・・・・・?

気が付いた時には、さきほどまでボクの中に大量に犇いていた恐怖が霧散していた。

代わりに出てきたのは、涙。
感動を覚えた時に流れる、涙だった。

――ボクは『彼』の瞳の中に、〝あの人たち〟を見たからだ。



月姉様と、光姉様を――



そしてボクは・・・・・・・ボクは、闇に語りかける。


「あなたが・・・・・・神様?」


闇が、ボクに語りかける。


「俺が、そう視えたのならば・・・・・・そう認識してもいいだろう。とどのつまり、神と悪魔の区別は、そのようなものだ」


ぷちゅ・・・・・・ごぽぉっ


『彼』が、自らの左の眼球をもぎ取り、ボクの前にそれを差し出してきた。

「俺は――」

『彼』の眼窩から、影色をした大蛇が頭部から溢れる様にぼとぼとと、這い出てくる。
地面につくと同時に蛇の頭は形を崩し、それに続く胴体も次から次へとぼろぼろと溢れ、同じ様に潰れては崩れ、地面に影の染みを広げていった。

ずるずる――
ずるずる――

『彼』の眼窩から溢れ出る闇が、この世界に次々と堆積してゆく。
闇はひんやりとしていて、何故か心地よかった。
闇が浸った体の部位からは感覚がなくなっており、まるで自分の体が切断されたような気分だった。

闇が、世界を満たす。

闇が、ボクを満たす。

膝、腰元、胸部、首・・・・・・あっという間に、ボクの残った体の部位は顔だけとなる。


さっきまで怖かったのに、普通の人なら怖がるものなのに、ボクは――彼の眼球の中の〝あの人たち〟を見つめながら・・・・・・

「お前の願望を、叶えにきたのだ」

安堵すら、覚えて――『彼』を、受け入れた。


ぶくぶくぶく・・・・・・


ボクの杯が、『彼』の世界で満たされた。




――アナタハ、月ニ住ンデイル神様ノ存在ヲ、信ジマスカ?




第二話『月光』




日本 東京都世田谷区池尻 どっかのボロアパート

アパート大家「奥さん奥さん、お隣のゆやさん、まだ帰ってこないんけぇのぉ」
奥さん「ここんとこずっと留守ザマス」
大家「いげぇねぇだぁ、ここんとこ家賃滞納しすぎだべぇ」
奥さん「彼の部屋、臭すぎて近づけないザマス」

ブロロロ・・・・・・
黒塗りされた車が、おおよそそのボロアパートと不釣合いであるにも関わらず近づいてきた。
バタン、とその車から出てくる2人組。

一人は中年の男。
アイスをペロペロなめながら、いかにもアキバ系な服装を着込んでいる。
「・・・・・・」

【裏ストレイダ】

「梨紅たん・はぢめてのでぇと♪」というタイトルの同人誌が、彼の持つ紙袋から微妙にチラチラと顔を出す。

そしてもう一人、にへらー、と一年中平和そうな表情を浮かべる男(人間?)の姿。
「ぼえー」

【遊矢】

数匹の蠅をたからせながら、変態チックなフェロモンを周囲一帯に醸し出している。

大家「あんれまぁ、ゆやさんじゃないっぺがぁ」
遊矢「ぁ、えろうお久しブリブリです。大家はん(ブッ」
奥さん「臭いザマス!」
大家「お前さん、まぁた滞納しとるんじゃけーのぉ」
遊矢「どもども、すんません、すんません(ブリュブリュ」
そう言って蟹股で頭をかきながら、例のにへら顔でペコペコと頭を上下させる遊矢。
裏「ここがゆやさんの家かー・・・・・・想像通りすぎて、怖いなぁ」
遊矢「ひぃ」

ギィ・・・・・・

裏「っぶw 臭っ! ってか臭っ! KUSA!! ガスマスクつけんと・・・・・・」
ボコッ!
裏「しかも軽く踏んだだけなのに床に穴開いたorz」
遊矢「ぶひぃ」
裏「ぶふふw」
裏「まぁ、探しものを早く探して世魔さん達に合流しよーぜぇい? ガスマスクしてても臭くてたまらん。死ねるし」
遊矢「ひどい・・・・・orz」
裏「・・・・・・でも、遊矢さん。本当にそんな広告あったん? メタルナーs達の行方、公にすらなってないのに」
遊矢「おお、あったぜ。そこからメタはん達探し出す糸口見つかると思いまちゅ」
裏「そうでちゅか」
裏「まぁ、早く探せよー。メタルナーsや他のヨーマーズの行き先探し出す手立て、今んトコそれしかないんだから」
遊矢「結局探すの僕だけですか・・・・・・orz」
ゴソゴソと押入れをいじり始める遊矢。
裏(しっかし・・・・・・世魔っこ、なんでまた、ヨーマーズを集める気になったんだろうか)
遊矢「ひぃ、押入れからキノコの生えた布団の襲撃が!」
裏(私を始めとするヨーマーズの面々も、実はあまり世魔さんの事を知らない・・・・・・)
遊矢「あー、このペットボトル集団の水、いい加減捨てないと・・・・・・白いのが浮かんでる」
裏(特に、あちら側の世界にいた時の過去は、ほとんど隠蔽されている)
遊矢「ニワトリ達よ、餌もあげてないのに元気に育って・・・・・・ぼかぁ嬉しいぜ」
裏(裏で、一体何が起きているというんだろうか・・・・・・)
遊矢「蟻さん蟻さん、僕の砂糖は持ってきてくれましたかぁ?」
裏(世魔っこの目的も、結局分からず仕舞い・・・・・・やっぱり、ちゃんと聞いておくべきなんだろうか?)
遊矢「卵、かえらないうちに早くゆでなくては」
裏「遊矢さん、ちょっと黙って」
遊矢「ぶひひぃん! ふごー、もごー」
猿轡をつけられる遊矢。

そう、私達はまだ何も知らない。
世魔さん・・・・・・いや、世魔さん達にどんな過去があり、そして、どんな事を望んでいるのか・・・・・・

『袂とは、言わば絆』
『紡ぎ、解け、構築され、やがては壊れ・・・・・・俺と、この世にあまねく精神体とを繋ぐ世界は、変化せずにはいられない』
『俺という存在は、言わば〝そういう〟存在だから』

どくんっ・・・・・・

『いずれアンタラも、俺を信用できなくなる日がくるだろう・・・・・・』
『だから、せめて・・・・・・それまでは、仲良くしようぜ?』

過去の彼の言葉が、私の脳裏にフラッシュバックする。
その時の彼の表情が、あまりにも純粋な笑顔をしていた事を・・・・・・鮮烈に私は、覚えていた。
その表情は綺麗で、喜びと切なさとを同時に内包していた様に、見えた。

それでも・・・・・・

裏「それでも・・・・・・」
遊矢「veeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeryuuuuuuuuuuuuuuu!!!!」
裏「何があろうと、私は・・・・・・世魔さんを、信じる」
遊矢「buvovevuvarryuryuuuuuuuuuuuuuuuuu!! ヴぉええええええ!!」
猿轡を強引に解く遊矢。
遊矢「殺す気ですか!?」
裏「うん(コクリ)」
遊矢「ひぃ」
裏「全く・・・・・・世魔さんが最凶最悪極悪非(以下略)なら、遊矢さんは品性下劣厚顔無恥変態だよなー」
遊矢「年末ジャンボ馬鹿です♪ よろしくね♪」
裏「暗くて、じめじめしてて、カビ臭くて、キノコが生えている人」
遊矢「or2」
遊矢「そういえば、世魔くんとひかりはんは?」
裏「渋谷でデート中ー。面倒なことはオサン達にまかせっきりor2」
遊矢「大学生なのに、僕もオサン扱いですかor2=)」
裏「大丈夫、遊矢さんも十分中身オサンだから」
遊矢「ナイスミドルフォオオオオオオオオ!!」
裏「うわぁ! 遊矢さん、いきなり何を!?」
錯乱してベッドの上に裏を押し倒す遊矢。
遊矢「裏りんハァハァ」
裏「ひぃ」
遊矢「今、準備するからね」
はらり、と服を脱ぎ始める遊矢。
裏「っぶw なんだこの絵は。この場面、絶対に映像化されてほしくないorz」
遊矢「映像化キボーヌ」
裏「ひぃぃぃぃ!」


浮きつ沈みつ
流れに身を委ね
波に逆らい
それでもどこに向かうかは分からぬ

人生とは大海を泳ぐが如し

ヨーマーズ推薦文化財『遊矢詩集・第三篇』より抜粋



東京都渋谷区表参道 青山通り

賑やかな雰囲気の漂う渋谷の街。
周囲の注目を浴びながら、二人の男女が歩を進めている。

女の方は普段、歌舞伎町から迷い込んできたような色っぽい服装をしているにも関わらず、
今日は比較的に露出の少ない服装だったためか、いつもと比べて若干幼さを感じさせた。
「むー・・・・・・」

【ひかりさん】

男の方はスーツを着込み、彼女より若干年下と思われる全身黒ずくめの少年。
サングラスをかけていて、決してその瞳を見ることはできない。
「medical blood」と記述された赤色の液体が詰まった袋を手に持ちながら、ガムをかんでいた。
「んー?」

【終世魔】

ひかり「デート意識してたのに、世魔ちんいつもそんな黒い服ばっか着てるんだもん(・ε・)」
世魔「いいじゃん、黒くて。そん方がロマンチックだろ?」
ひかり「(;′Д`)ノぇー」
世魔「・・・・・・まぁ、じゃあこれで我慢しろ」
ぐいっ、とひかりの肩を抱き寄せる世魔。
ひかり「ちょ、世魔ちん・・・・・・///」
うぉー! と周囲からブーイングが起きる。
ひかり「むー(・ε・)」
世魔「しっかし、久しぶりだなー。こうやってひかりと歩くのは」
ひかり「こうやって歩いてたの、世魔ちんが一回あっちに戻る前だったよねー」
世魔「そうだな・・・・・・こっちでも色々ドンパチやった直後だった」
ひかり「ふふ、懐かしい」

ひゅう、と心地よい風が吹く。
被っている帽子を抑えるひかり。
青空を見上げる世魔。
どこか遠くを、人間には決して見えぬ、どこか遠い世界を愛おしげに見るように・・・・・・
そんな世魔を、ひかりはただただ見つめていた。

世魔「アイツは絶対に、そのうち俺の目の前に現れる・・・・・・これは運命であり、俺の決定事項でもある」
ひかり「え・・・・・・?」
世魔「メタの居場所な・・・・・・もう、ほとんど分かってたんだ」
ひかり「じゃあ、さっきげっぴょんに連絡したのも、そこに先行させるため?」
世魔「ああ」
頷く世魔。

世魔「この世界で一番力もあり動かしやすい集団・・・・・・間違いなく、ヤツはそれにつけこんでくるはず」
  「実はな、メタが突然消えたのも、おそらくこれが原因だ・・・・・・」

  「1917年、第一次世界大戦中の事だ」
  「ファティマ村の牧童等三人が聖母マリアを幻視し、3つの預言を賜った」
  「1つは第一次世界大戦の終局の予言、2つは第二次世界大戦の勃発の予言を・・・・・・この二つは起きた」
  「・・・・・・残りの一つは当時秘匿され、世間には知らされていなかった。唯一、代々のローマ法王のみが知っていたという内容だ」
  「1980年代初頭、当時ローマ法王ヨハネが狙撃された。ファティマでの預言と同じ日付、5月13日にそれが起きたが故に、それを予言した内容だってのが有力になった」
  「しかし、1920年代教会側では、第3の預言に関して、こんな噂がたっていた・・・・・・」

  「地上代行者の、出現」

世魔「1920年代初頭当時教皇ベネディクトゥス15世・・・・・・実際に彼に聞く機会あったんでな、真実性に関しては俺の情報のが、途中の教皇等という媒体が省けている以上鮮明だ」
ひかり「・・・・・・」
世魔「ひかり・・・・・・メタは、受胎告知で生まれてきた父親のいない、ひかりの子だな?」
静かに、コクリと頷くひかり。
ひかり「めたしゃんは何故か知らないけど・・・・・・私が幼い頃には、もうお腹の中に身篭ってた」
世魔「神性を孕んだ人の子、メタルナー・・・・・・」
  「あの預言を信じるなら、間違いなく連中は狙うはずだ――地上代行者という、見立てがために」
ひかり「でも・・・・・・なんで、今更になってめたしゃんを」
世魔「簡単な事だよ――俺がこの世界に戻ってきたのと同時に、アイツもまた、この世界にきているからだ」

世魔(・・・・・・ひかりと月の失踪後、世間では彼女達が湖に沈んだという噂が流出)
  (その後メタの行方は、途中俺との邂逅をはさみ、教会へ・・・・・・ここまでは俺も知っていた事)
  (そして、アイツがこちらの世界で何かしでかすとなると、必ず大きな組織を狙って侵食してゆくはず・・・・・・ならば)

ひかり「・・・・・・ねぇ、世魔ちん。何でまた、ヨーマーズを集めようとしてるの?」
世魔「それを質問するなら、順序が違うな。何で、また再び俺がこの世界に来たのか・・・・・・それが先じゃないか?」
ひかり「よく考えたら、私は全然世魔ちんの事知らない。こっちで色々私と一緒にやってた時の事だけしか、私は・・・・・・」
ひかり「・・・・・・また、こっちでの用が済んだら、世魔ちん向こうに帰っちゃうの・・・・・・?」
じっと、何か物恋しげに世魔を見つめるひかり。
世魔(ぁあー――ひかりって、こんなに可愛かったっけか・・・・・・)
ひかりをぎゅ、ときつく抱き寄せる世魔。
ひかり「!?」
ひかりの耳元でそっと世魔が囁く。
世魔「少なくとも――今は、一緒だ」
そしてそのままカリッと、ひかりの耳たぶを柔らかく齧ってやる。
ひかり「あっ・・・・・・」
ビクンと敏感に、微妙なエクスタシーを感じながら体を反応させるひかり。
世魔「はは。まぁ、続きは一仕事終えてからだな」
ひかり「むー(・ε・)」
世魔は少々ふて腐れ気味のひかりの頭を、軽く撫でてやる。


世魔「――いくぜ、ひかり。四ツ谷によ」
# by yoma_owari | 2006-01-11 16:08 | YO-MA-Z 12
YO-MA-Z 12 第二話「月光」後半


ブロロー・・・・・・
「ああ、あった、ここだわ」
サングラスをかけた紫色の髪の女が、ガムをクチャクチャ噛みながら口を開いた。
「運ちゃん、ここでいいわ」
タクシーが止まると同時に、女が運転手に手を出す。
「チップ、受け取っておいて」
パタン・・・・・・ブロロー・・・・・・

タクシーから降り立つと同時に、一つ溜め息。
ぱちん、と音を鳴らせながら風船ガムを割る音が響いた。
「ふむ・・・・・・」


東京都新宿区四谷 アタナシウス教会

過去、多くの人々が戦争の黒渦へと取り込まれ、血が・・・・・・流された。

彼を根本的に嫌悪した者、恨んだ者。
彼を己の正義感が故に駆逐しようと思った者。
傷つけられ、殺された友が為の敵討ち。
祭りと思い遊戯心で便乗した者。
何が何でも倒したい、どんな手を使ってでも彼を潰したい・・・・・・

いろんな人間が、そこにはいた。
そして、この俺もまた・・・・・・

静まり返った夜――グレゴリオ聖歌が響き渡る中、祭壇の前で聖母マリアのステンドグラスを見上げる一人の青年。
「・・・・・・・嗚呼。また、始まろうとしているのか」

【英雄クレス】

・・・・・・たくさんの贄の元、俺達対ヨーマーズ特殊部隊・聖教会主催総同盟「OAY」が結成された。
俺は出来れば・・・・・・闘いたくはない。
憎しみは、憎しみしか生み出さないからだ。
憎悪は連鎖する。
それも極めて最悪な、螺旋状へと。

――懐かしい匂いがする。

突き刺される男の匂い。
切り倒される女の匂い。
焼き殺される赤子の匂い。
撃ち殺される老人の匂い。

死の匂い――戦の、匂い。

嗚呼、俺は、戦を恨む。
悲しむ者達がいる限り、俺は、俺は・・・・・・

剣を掲げ、彼は詠う。


christe eleison

主よ、哀れみ賜え

libera me perpetua

常なる救済を

libera animas omni fidelium, jesus

信仰深き魂を救い賜え

dona nobis pacem

我等に平安を

dona eis requiem

そして彼等の為にレクイエムを奏で賜え

sanctus, sanctus, deus

聖なるかな、聖なるかな、主よ

dominus deus miserere......

主よ、哀れみ賜え・・・・・・


――ノスフェラトゥ・終世魔


世魔君、一体君の望みは、何なんだ――?

世魔君、一体君は、どこへいこうというんだ――?


「クレスお兄ちゃん~」

【メタルナー】

緩慢な声が、クレスの耳に響いた。

クレス「おお、メタルナーちゃん~」
クレスに向かってとことこと歩いてくる、聖教会側からは地上代行者と謳われた少女、メタルナーの姿があった。
ぎゅーとメタルナーに抱きつくクレス。
クレス「んー相変わらずメタルナーちゃんはフカフカでちゅねー♪」
ズリズリと頬を摩擦し始めるクレス。
メタ「お兄ちゃん、くすぐったいよぉ♪」
クレス「チューしちゃおうかなーコラァー」
んー、と唇を伸ばしている矢先、

「変態」

と、どこからともなく声。

クレス「ひぃ!」
ずざざっ、とメタルナーから離れるクレス。
クレス「こ、このメタ野郎ッ! 俺を聖剣士・英雄クレスと知っての事か! 無駄にフカフカ♪ しやがって! 畜生カワイイッ! ああんっ!!」

「全然カモフラになってねぇよ」

【シャルルゥ】

スーッとステンドグラスから通り抜けて、特徴的な白いマントを閃かせながら飛び降りてくる女。
クレス「やっぱシャルちゃんだったか・・・・・・orz」
大魔導士シャルルゥ。裏業界では抜きん出た実践魔術の実力者として有名な女が、彼を軽蔑するような声で言う。
シャル「その子、一応教会が確保した重要な人物なんでしょー? そんな扱いでいいの?」
クレス「だってカワイイんだもん♪」
メタ「ふにゃぁー♪」
クレス「ふにゃぁ♪っておぃおぃ・・・・・・!!」
どろどろと鼻血を溢れ出させるクレス。
クレス「もう死んでもいいかも・・・ってか大量出血で死ねるぅぅぅぅ」
シャル「じゃあ死ねよ」
クレス「ひぃ♪」
快感らしい。
シャル「しかし・・・・・・こんな子がねぇ。一体この子がどんな力を持ってるって言うんだろうか・・・・・・」
クレス「ボクを和ませる力♪」
シャル「見たところステイグマもないし・・・・・・謎だねぇ」
クレス「アウチ・オブ・眼中ですか・・・・・・orz」
シャル「アウトな。ってか、遊矢sに似すぎ」
クレス「ひぃ♪」

シャル「・・・・・・世魔が、動き出したか」
クレス「――そういえばシャルちゃん、あちら側での世魔君達の出来事、知ってるんだっけか・・・・・・」
シャル「少しだけだけどねー。行動も、共にした事がある」
クレス「でも、その一切はまだ聖教会側には教えていない」
ニッと笑うクレス。
シャル「まぁ、そんな簡単に情報渡す気はないよー。私は完璧にこっちに味方してる訳でもないし」
クレス「そかそか」
シャル「・・・・・・」

シャル(世魔の願望は、決して人間には理解できないだろう・・・・・・この私ですら、恐らくは――永遠に、解せない)


『もし絶対的価値基準がないのなら、人間的な本質など元よりない。ならば俺達は、神が望むような形ではなく――俺達が自由に望むように選択・・・・・・創造、できる。実存主義が個人偏重主義で、実存主義が人文主義(ヒューマニズム)だと言うのならば――』


『きっと俺達は――それを見つけた時に――』


シャル(世魔はあの日――見た。アレを、見てしまったんだ)



ガラガラッ!
「いる!?」
サングラスをした紫の髪の女が、教会の出入り口に現れる。
シャル(ん・・・・・・あんな女、この教会にいたっけか)
クレス「メタルナーちゃん~、そこ、もう少し左だよ~♪」
メタ「んー、こう? クレスお兄ちゃん~」
女「・・・・・・」
構わず、ズカズカと入ってくる女。
クレス「んー、いいアングルだなぁ♪」
カシャカシャカシャッ
メタルナーの写真を立て続けに取り続けるクレス。
クレス「ハァハァ・・・・・・やべ、興奮してきた・・・・・・」
ドサッ
教会の着席椅子に足を突き出して女が座り込む。
メタ「クレスお兄ちゃん。ボクがこうすれば、嬉しいの?」
ニコッと純粋無垢に問うてくる、メタルナー。
女がスティック状の菓子を取り出して、バキボキと大きく音を立たせながら食べ始める。
クレス「・・・・・・嗚呼」
スルスルとズボンを落とすクレス。
メタ「あ・・・・・・(ドキッ」
シャル「聖母マリアのステンドグラスん前で、テメェは何やらかしてるんじゃ」
クレス「ひぃ♪」

ガシャンガシャンッ!!

女「・・・・・・」
前の椅子ごと蹴り飛ばして破壊する、女。
クレス「・・・・・・・」
メタ「・・・・・・?」
シャル(コイツラ、やっと気付いたか)
女「ちょう、ここは客に茶も出さないワケ?」
クレス「な・・・・・・なんだお前は! 今俺はメタルナーちゃんとの戯れで必死なんだ。スッこんでろ!」
ズボンの下がった、下着露出のままで口を開くクレス。
シャル(だっせ)
女「ったく・・・・・・世魔やひかぴょんに頼まれて来てみればメンドクサイ。なんで私がこんな胡散臭いヤツの相手なんざ・・・・・・」
クレス「こ、この野郎――なめるんじゃないぞぉ! お前何様だ!?」

「あんたこそ――」

スッとサングラスをとる女。
その瞬間、クレスの表情が凍りついた。

「スゴむ相手を、ちょー間違えてるんじゃないの?」

【xxx月姫xxx】

ゴゴゴゴゴ・・・・・・

クレス「ひぃぃぃ! げげげげげ、月姫様!!」
ヨーマーズ百合家長女――月姫が、クレスを見下すように眼をギラギラさせている。
ズザザザッ、と勢いついて後退するクレス。
シャル「コイツ、本当に英雄なのか・・・・・・?」
月「ったく、話にならないわね」
くるり、と視点を転回し、メタルナーの方に目を向ける。

月「・・・・・・久しぶりね。めったん」

メタ「え・・・・・・月姉様――?」

メタルナーがゆっくりと、月姫の方へと歩を進める。
メタ「本当に、本当に、月姉様――?」
月姫は、ただただメタルナーを見下ろすだけだった。
メタ「月姉様ーーーっ!!」
パタパタと月姫の元へと走ってゆくメタルナー。
対し月姫は眼を細くし、

ダンッ!

右足で強く、床を叩き上げた。
ビクッ、と身震いするメタルナー。
月「勝手にどっか連れ去られた挙句、今更私に抱擁されたい・・・・・・だぁ?」
 「アホ抜かすのも大概にしておけやゴルァ」
クレス「こ・・・・・・こらぁーー! メタルナーちゃんに何てことをーーー!!」
月「黙っとけブタのケツ!」
クレス「ひぃぃ! すみません、すみませんでしたー!」
泣きながら土下座するクレス。
シャル「あー・・・・・・」
月「全く・・・・・・下らん茶番劇だったわさ。そろそろ帰るかねぇ。あたしん用事は、ここの下見だった訳だしな」
メタ「!!!」
すかさず月姫にすがりつくメタルナー。
メタ「待ってよ月姉様! ボク・・・・・・また、月姉様達と一緒にいたい! あんなロリコンヒデヲなんかよりも、世魔お兄ちゃんや月姉様の方がいいんだからぁ!」
クレス「ひでぇorz」
月「・・・・・・なら」

ダンッ!

再び右足を強く床に叩き付ける月姫。
月「私の足にすがってこう言う事ね。『ボクはこれから月姫様の奴隷です。月姫様を始め、世魔様やひかり様に一生尽くします。だからボクを連れていって下さい』って」
メタ「・・・・・・」
しばらく躊躇して、メタルナーが月姫の足に手を寄せて口を開く。
メタ「ボ・・・・・・ボクは、これから月姫様の奴隷です。月姫様を始め、世魔様やひかり様に一生尽くします。だから、ボクを連れて行ってください・・・・・・」
キッ、と眉間に皺を寄せて激しく怒りの表情を見せる月姫。
月「ダメ、もう一回! 全然真剣味がないわ! それが今まで勝手に行方不明になってたヤツのセリフ? ナメんじゃないわよ!」
シャル(おめーもひかりと行方くらませてただろうが)
クレス「あー・・・・・・メタルナーちゃんになんて鬼畜な事を・・・・・・or2 羨ましい・・・・・・」
メタ「ボ、ボクはこれから月姫様の奴隷です! 一生月姫様や世魔様、ひかり様に尽くします。だからボクを連れてってください!」
月「ダメもう一回!」
メタ「ボ、ボクはこれから」
月「ダメ!」
メタ「ボクは」
月「もう一回!」
メタ「ボ」
月「何遍言わせんのよ! この能無し!!」
メタ「うあああ・・・・・・」
ついには、ボロボロと泣き始めるメタルナー。
メタ「ボクはこれから月姫様の奴隷ですぅっ! 一生っ、一生月姫様世魔様ひかり様に尽くしますぅ! だからボクを連れて行ってくださいっ、お願いしますっ!」
うわああああ、と泣きながら、じゅるじゅると鼻水を垂らして、そこまで言い終えるメタルナー。
ニィ、と月姫は満足そうな表情をする。
シャル(どんだけだよ、コイツラ)
ガシャッ
首輪をメタルナーに施す月姫。
メタ「・・・・・・ありがとう、月姉様!」
月「さぁめったん、こんな辛気臭いところはさっさとトンズラするわよ」
メタ「はぁぃ♪」
手を地面につきながらハイハイでメタルナーを進ませる月姫。
クレス「・・・・・・そこまで、だな」
月「・・・・・・?」

クレス「ヴァーチャーズ(力天使)級十字広域結界、発動」

カッ!
クレスのその言の葉と同時に、教会全体が鮮明な白色の光で包まれた。
月「!!」
クレス「ここまではお戯れの時間だから見逃したものの――メタルナーは地上代行者。ヨーマーズの手の内に入っていい訳が無い。ましてや、ヨーマーズの一味を逃がす事など、OAY特殊部隊・聖堂騎士団長としては言語道断」
月「なるほど――あんた、猫被ってたんだね」
クレス「ふっ・・・・・・そういうことだ」
シャル「ズボンあげてから言え。様になんねーぞ」
クレス「ひぃ!」
クレス「と――まぁ、これは対悪魔用の結界だ。世魔君の力で使役されてる君達が、そんな簡単に抜け出せるものじゃない」
月「・・・・・・」
メタ「月姉様・・・・・・」
クレス「おとなしく・・・・・・捕まれ。ヨーマーズ百合家長女、月姫殿」

メタ「うっ・・・・・・・」
どくんっ・・・・・・
メタ「左眼が、疼くの――」
突如として左眼を抑え始めるメタルナー。
シャル「・・・・・・! これは――」
教会を埋め尽くしていたはずの神聖なる光が、空から入り浸る蒼白い月光によって覆い尽くされ、彼女の目を抑え始めると同時に、月光が周囲に大きく拡散し始めた。
メタ「――こっちには、もう一人のお姉ちゃんが、見えるの」
クレス「な・・・・・・!」
メタ「あああああああああああああ!!」
どくんっ。
クレスが驚愕の表情を見せる。
メタ「くるよ――月から、もう一人のお姉ちゃんと、神様が――!」
メタ「くる! くるよ――!!」
スッと、メタルナーが伏せていた左眼から手を取り除き、窓から見える月を直視すると――
クレス「まさか・・・・・・まさか・・・・・・!!」
ニヤリ、と笑う月姫。
月「おいでなすったかい・・・・・・」

月とメタルナーの眼とが合わせ鏡となり、それとそれとを繋ぐ月光の――名状しがたき青白い光の道が、出来上がった。

シャル(フン・・・・・・とんだ茶番を。物語に便乗したな――世魔)
どくんっ――


それは、月からやってくる。

合わせ鏡によって導かれた姉妹。

一人の少女が切に願ってやまない、二人の姉の帰還。


ガシャァンッ!!


月光の中、窓ガラスの破片が飛び散る風景。
ステンドグラスを突き破って現れた、白い肌をした男と女。

青と白の中で織り成される、壮大な合わせ鏡の成就。

メタ「月の神様と、もう一人のお姉ちゃん――」
立ち上がり、手を広げて喜々として言う、メタルナー。
メタ「世魔お兄ちゃんと、光姉様――!」

クレス「黄昏の黒涅槃太陽王――終、世魔・・・・・・!!」

「月は鏡。眼は鏡。光は道。世は神」
「これは、一人の少女の願望によって生まれた――」
「夢の、合わせ鏡の物語」

ひかりを抱きかかえ、くつくつと笑いながら戯曲風に語り出す、黄昏の黒涅槃太陽王――終世魔。
世魔「よぉ、メタ・・・・・・それに、クレスにシャル。相も変わらず、元気そうで何よりだな」
大型のジャッカルを取り出し、例の如く、あの三日月の口型を見晒しながら――彼は言った。


世魔「さぁ――イカレたパーティーの始まりだ。準備はいいか? 野郎共!」




TO BE CONTINUED




【裏と爆神の♪ クルセ is 臭っ! のコーナー】(ブッブッブッ

裏「やぁみんなー、始めましてー(ブリュッ 私は裏ストレイダって言いますー、みんなヨロシクねー。ところで、私は今回遊矢さんに襲われました」
爆神「こんばんわぁ、アチキの名前は大和爆神(ブリュブリュ ところで、今回アチキは登場してません。ってかまだこの作品出させてもらってません」
裏「カッコステキですねー」
爆神「ですよねー」
裏「ところで、ようやく第2話でましたねー(ブッブッブッ」
爆神「ふーん」
裏「やったよー」
爆神「やったねー(タバコを吸い鼻水と唾液を垂らしながら」
裏「まーそんな訳で、相変わらずロウ・ペース、約1月ブリのアップです」
爆神「世魔っこがステキに変態化してましたねー」
裏「それを言えばヒデヲさんも18禁ギリのトコまでぶっちゃけてます」
爆神「まったく。若い男女ばっかりキャラ優遇させおってからに!(目玉をくわっと大きく開きながら」
裏「第二話長すぎですねー。シリアス百合だったりホラー奇譚だったり頭に花の咲いた話だったり、訳がわかりません」
爆神「そういうことです」
裏「なんか、意外にもこの小説楽しみに待ってる人が多いらしくて、世魔っこも前半後半と奮発したんでしょうかねぇ」
爆神「そういうことです」
裏「ちなみに、ヨーマーズ小説の挿絵は随時募集してますよー。作中の遊矢さんの望みを叶えてあげてください。本当は私はイヤなんだけれどもorz」
爆神「そういうことです」
裏「ボスッ!(爆神を思い切り殴る」
爆神「プシューーー」
裏「ところで、最近『糸冬世魔』ってキャラが詐欺しまくってるらしいですねー」
爆神「いとふゆ、ですか」
裏「しとう、かもしれません」
爆神「ステキですね(裏の手を取りながら」
裏「ステキです(爆神の手を取りつつベルサイユの薔薇風に目に輝かせながら」
爆神「まぁ、最近世魔っこがゲラゲラ笑いすぎで、こっちが怖いです(バックの絵はウヒャヒャヒャヒャと笑い狂う世魔の影」
裏「ブログ更新もそうですが、メイプルストーリー自体のインも少ないですねー」
爆神「お受験勉強ですか?」
裏「いえ、ア●ル=ナジャです(道端の犬のフンをつんつんと木の棒で叩きながら」
 「世界最狂のぷよらーになると言ってました」
爆神「元の会社既に倒産してますしね、魔導物語やぷよぷよはゲーム小説漫画共々、最近プレミアついてますねー。やる気の無さは世魔っこも魔導物語も同じといったところでしょうが――受験中にあんなものにはまっていいのでしょうかねぇ(ブリュリュ」
裏「ゲームやグッズ探す為だけに渋谷全域をコンキスタしたとか、世魔凶改め、世魔狂ですね(頭に犬をのっける」
爆神「この調子で立派にリアル戦争をぶっちぎってくれることでしょう(頭にフンをのっける」
裏「あとは、ラルクのnew worldやらポルノにはまりまくってるらしいですねー」
爆神「キルキルマイキルキルマイーって、いつも暴走しまくって騒ぎっぱなしでしたしねー。止めるのも精一杯でしたヨ(ぼえー」
裏「リンクの方の更新も面倒臭いという理由でこちらで伝えるらしいですよ。『はぐれ賢者・ヨツ宗・MFマスター・あちゅ募・oククルo・ooMEGUMIoo・whiteyunk・oいちご同盟o・サクラsakura・もけぷ・亜弥加・o美桜o、追加。都合悪かったら連絡受け次第取り消すー』との事です(ブリリッ」
爆神「んだば、ここらで次回予告を――(頭のフンの上にぷよぷよをのっける」
裏「第3話次回予告。変態の眼を持つ者の登場!(ぎょろり!」
爆神「シェ●=ウィグィィですねー(ぎょろ、ぎょろ」
裏「アル●と共にCP論争がステキなお方です」
爆神「ですよねー」
裏「遊矢さんに襲われました(暗い部屋の隅っこへ行き」
爆神「まだ出てません(冷蔵庫の中にうずくまり」
# by yoma_owari | 2006-01-11 16:07 | YO-MA-Z 12
YO-MA-Z 12 第一話「遊矢」
「お、気が付いたか?」

「・・・・・・・」

少年が目覚めたのは、フランス郊外の教会だった。

「・・・・・・裏か。何千年ぶりだろうな」
「マジですか」

目覚めた少年・・・・・・オワリ=ヨーマーズ(終世魔)は、周囲を虚ろな眼で見回した。

「戻ってきちまったか・・・・・・」

やれやれといった感じで、肩をボキボキと鳴らした。

対して傍に控えた中年の男の名を、裏ストレイダといった。

世魔「裏・・・・・・集めるぜ」
裏「あ、集めるって・・・・・・まさか!?」
世魔「ぁあ、その“まさか”だ」

くつくつと笑って、世魔はすくっ、と立ち出した。

世魔「俺は変態のボコりついでに前菜を喰らい潰しに、パレスチナに向かう。裏はひかり達に連絡を」

裏「うっほぅ! オッケー牧場!」


フランス郊外を歩きつつ、風になびかれながら世魔は語った。


世魔「敵を殺し、味方を殺し、守るべき民も治めるべき国も、自分までも殺し尽くしてもまだ足りぬ・・・・・・」

  「俺もアンタも、全く以って度し難いウォーモンガー(戦争狂)だな・・・・・・あかりよ」



第1話「遊矢」



パレスチナ・ベカー高原

「おー、我等が偉大なるネクソよー!」

さながら狂信者の塔のように、パレスチナの荒野とは思えぬほどの大きな摩天楼が聳え立っている。
彼等は寝糞崇拝主義者。通称ネクソシスト。

皆、グルグルと続け様に塔を回り続けている。

遊矢「っぶ!」

その中の怪しげな風貌で包まれた人物が、塔を巡回中に地面に転げた。

崇拝者A「おらぁ、早く立てやぁゴルァ」

後ろの人物に刺激され、急いで立とうとする。

遊矢「ひぃぃぃ! すみません! すみません!」

崇拝者B「ったく・・・・・・コイツどんくせぇーんだよなー」
崇拝者C「しょーがねぇーなぁ・・・・・・邪魔だし、ぶっ殺すか」

遊矢「ひひぃぃぃぃんっ!」

ザッ・・・・・・

「ったく・・・・・・分かりにくい場所だとは聞いていたが、馬鹿みたいな馬の声が聞こえたおかげですぐに分かったぜ」

崇拝者B「!」

世魔「遊矢ー、この俺様がわざわざ迎えにきてやったぜー」

遊矢「ひひん?」

世魔「・・・・・・」

崇拝者B「な・・・・・・なんだお前は!」

どくんっ・・・・・・

崇拝者B「ぐぁっ・・・・・・・この瘴気は」

世魔「まぁ、おとなしくしておけ」

ザッザッ・・・・・・

どんどんと遊矢に近づいていく世魔。

崇拝者C「う・・・・・動くな! 動くとコイツの命はねぇぞ!」

ガシャッ

銃先をつきつけられる遊矢。

遊矢「ひぃぃぃ!」

世魔「まったく・・・・・・しばらく見ねぇウチにネクソシストとか・・・・・・腑抜けたもんだなぁ」

ザッザッザッ

崇拝者C「てっ・・・・・・・てめぇ、おい! これ以上近づくな!」

世魔「遊矢、一発いっとけー」

世魔はボキボキと手を鳴らすと、拳を大きく振りかざした。

ばきぃっ!

遊矢の顔に。

崇拝者C「なっ・・・・・・!」

遊矢は、うそーん、とでも言いたげな顔をしてバタリと倒れる。

崇拝者C「こ、コイツ・・・・・・人質を殴りやがった」

遊矢「・・・・・・・」

ムクリ、と立ち上がる遊矢。

崇拝者C「お、おい・・・・・・お前!」

トスッ、と弓矢が崇拝者の顔を射止めた。

崇拝者C「がぁぁぁぁぁ!」

バタリと倒れる崇拝者。

ユヤ「いっやー、世魔君に殴られたおかげでようやく思い出した・・・・・・蟻が十匹、ありがとう!」

今崇拝者に弓矢を売った張本人、遊矢・・・・・・否、遠距離変態ユヤレンジャイが言う。

世魔「あー・・・・・・もう一発いっとくかー?」

ユヤ「ひぃ♪」

快感らしい。

ガチッ

再び拳銃を突きつけられるユヤ。

ユヤ「ぶひぃ!」

世魔「ことごと人質にされやすいキャラだな」

崇拝者B「お、おい、それ以上動くな! 動くとコイツの頭をぶち抜・・・・・・」


世魔「やれば?」

ニヤリと笑う世魔。

崇拝者B「!!」

ユヤ「ぶひひ!?」

世魔「我々ヨーマーズ12は、敵に屈したりはしないハズだ。ユヤはきっと「自分はどうなってもいいから、敵を倒せ」と思っているに違いない。そうだろう?」

  「この尊い「自己犠牲」の心は、俺は一生忘れまい。嗚呼、なんて素晴らしいんだろう・・・・・・」

  「我々を舐めるなよ、邪教徒共。ヨーマーズの歴史は闘いの歴史だ。異端審問と異教弾圧で屍山血河を築いてきた、史上最凶の世界集団だ」

パシュッ!

崇拝者B「ぐぁっ!」

手を打たれて拳銃を落とす崇拝者。

地面には手裏剣が突き刺さっている。

世魔「ひゅー♪ ナイス・タイミング♪」

塔から若干離れた崖の上から、崇拝者達を見下ろす女の影――

ひかり「世魔ちーん♪ ひっさしぶりぶりぃー♪」

裏「ぶりぶりー」

世魔「っぶ」

裏「もうお前等は包囲されてっぞー、さっさと降伏すれー、ネクソシスト共ー」

ついでにおっさんもいた。

ひかり「私たちは絶対に邪教徒ネクソシストには負けないわよーん」


崇拝者A「こ、この・・・・・・ヨーマーズの」

ガチャッ

崇拝者A「犬どもがぁぁぁぁぁ!!」

崇拝者が銃をとって世魔を撃とうとする。

世魔「――――――」

三日月のような口の形をして、人間には認知する事のできない言葉を発し――

世魔「悲鳴をあげろ。豚のような」

無数の黒い手が地面から這い出て、崇拝者達が断末魔をあげる前に・・・・・・

「ぐぁ・・・・・・」

一瞬にして・・・・・・世魔、ひかり、遊矢、裏以外の人間が、この場から消え失せた。

裏「早っ。掃除早っ!」

世魔「半分は裏の匂い。半分はひかりの魅惑のおかげだ」

裏ぴ「ぶw」

世魔「・・・・・・さぁて、こんな辛気臭い場所に長居すんのも無用だな。とっとと帰るぜー」

裏「おーう」

ひかり「ほら、レンジャイ、もう大丈夫だよ?」

ユヤ「ひっ・・・・・・ひぃっ」

へなへなへなと崩れ落ちるユヤ。

世魔「もう大丈夫だっての」

ユヤ「ひぃ! くるな、くるなぁ!」

ジタバタと暴れるユヤ。

世魔「いやぁ・・・・・・さっきのはハッタリだって。ぁあでも言わないと、話すすまねぇじゃん」

裏「それに、遊矢さん死んでも死ななさそうだし」

ユヤ「どういう意味ですかねぇっそれ!」

世魔「だぁ! もう、うっせぇ! さっさと帰るぜ!」

ゴスッ!

ユヤ「へぶっ!」

パタリと気絶するユヤ。

世魔「ひかりー、ユヤの搬送頼むー」

ひかり「レンジャイ。あとはお姉さんがたっぷりと相手して、あ げ る」

裏「ぶふふw」

かくして、少しずつ・・・・・・ヨーマーズが、結集しようとしていた。


裏「なんで集まってるのか・・・・・・聞かされてないorz」


・・・・・・

・・・・・・
# by yoma_owari | 2005-12-13 15:40 | YO-MA-Z 12
YO-MA-Z 12 序章「魔王と魔女の宴」
静謐と、闇より暗い黒だけが支配する世界。
四方の区別だに解せぬ、世界のなれの果ての果て。
深遠たる黒の極み。黒より黒い黒の極み。

人型の白い影が、ポツリと二つ。

一人は少年の容貌。十字架にかけられ、心臓をくいで貫かれている。
対してもう一人は少女の容貌。その少年をただ、無感情な眼でじっと見つめていた。

「・・・・・・俺の、負けか」

無感情に、少年は言った。

「・・・・・・うん。そうみたいだね」

少女もまた得てして無感情。

「・・・・・・アンタには、視えないかもしれないが」

少年、詠うかの如く紡がん。

「紅黒たるアンタの西方に侍りす人でなしは、かく語る。倒したい。この魔王を倒して、私は一番になりたい」

「蒼白たるアンタの東方に侍りす人でなしは、かく語る。好きだから、一緒にいたい。永遠に、一緒に」

少年は、そこで始めて嗤った。

「醒めない悪夢なんかないのさ」

口を、三日月のような形にして嗤った。

「城も領地も消え果てて、配下の下僕も死に果てた・・・・・・」

くつくつ、と嗤う。

「俺もまた、下界へと落とされるだろうに」

少年は嗤うのに対し、やはり少女は、笑うこともせず、無表情なままだった。

「私・・・・・・どうしたらいいのか、わかんない」

少年は、言うしかない。

「自分で決めろよ、アホ」

少年の姿が、少しずつ・・・・・・・少しずつ、闇に溶け込んでゆく。

「・・・・・・かならず、決着はつける。いずれまた会おう」

少年は今度は、はっきりと笑った。

「最も愛しくて、憎むべき者よ」

少年は最後、身を乗り出し、少女の顔にその顔を重ね――

・・・・・・そのまま、顔元まで闇に飲み込まれた。


少年は、此の世から消えた。


取り残された少女は、残った感覚を反芻するがの如く、その唇に何度か、指を走らせていた。

・・・・・・

・・・・・・
# by yoma_owari | 2005-12-13 15:40 | YO-MA-Z 12
世界物語礼賛
我が杯に満たせ、ヨロコビを。
我が杯に注げよ、カナシミを。
我が杯に盛れよ、クルシミを。
我が杯に捧げよ、ニクシミを。
我が杯に溢れよ、レンアイを。

我が心に授けよ、モノガタリを。

舞台は世界。演ずるは物語。
物語を呼吸するがの如く演じてゆく、好きで嫌いで仕方の無い人間達。
春夏秋冬が如く変色しゆく、愛しくて憎くてたまらない喜怒哀楽。

生きてみたい。狂うほどに。
笑ってみたい。狂うほどに。
泣いてみたい。狂うほどに。
奪ってみたい。狂うほどに。
奪われてみたい。狂うほどに。
憎んでみたい。狂うほどに。
愛してみたい。狂うほどに。
足掻いてみたい。狂うほどに。
傷ついてみたい。狂うほどに。
失ってみたい。狂うほどに。
壊してみたい。狂うほどに。
怒ってみたい。狂うほどに。
這いずり回ってみたい。狂うほどに。
死んでみたい。狂うほどに。
蘇ってみたい。狂うほどに。

とどのつまりは、狂ってみたい。
狂うほどに、己が心を万進させたい。
嫌悪。恍惚。憎悪。恋愛。情熱。

本気と冗談の上にて繰り広げられる壮大なワルプルギス。
演じるも美味。見るも美食。
舞台は世界。演ずるは物語。

さぁ、戯曲を共にしよう。
喜劇を創ろう。悲劇を創ろう。
狂うほどに舞い踊ろう。

我が心、喜悦と共にかくあれかし。
我が心、哀愁と共にかくあれかし。
我が心、恋愛と共にかくあれかし。
我が心、憎悪と共にかくあれかし。

我が心、世界物語と共にかくあれかし。
# by yoma_owari | 2005-12-13 15:38 | 詩歌
最大の味方にして、最大の敵なる者へ



この記事は、とある特定人物に送る内容。
# by yoma_owari | 2005-12-13 15:35 | 弁証法的螺旋階段

興味と言われるものは、感情と類似した・・・・・・いつ、どこで感じるか分からぬ、言わば不確定要素だ。
興を立てたとしても、何らかの原因によって、常に削がれる可能性がある。
削がれた後でも行動を起こす場合、結局のところ形式的なものへと変貌して、精神的には後には何も残らない。
もし、一つのものへの興による執着ならば、迷わずそれだけに専念すればいい。
だが、興味の対象が二つ以上あるとすれば?
時間が限られているのならば、たった数個に、自分にとって精神的に勝ちのある興味の対象を選び出さなくてはならない。
高校生活における「勉強」と「部活」という二つの概念が、ここでは具体的だ。
時間的に可能ならば両立を、不可能ならば片方を。興味が湧かなければ、それ以前にまずやらない。

まぁ、何が言いたいかというとだ。最近申し訳なく思っててな・・・・・・
どういうわけか知らんが、俺は評されも不評されもしつつ、味方され敵対される事も多い中、結局のところ様々な人間から着目を浴び、興味をもたれているらしい。味方敵中立関係なく、だな。
色んな行動をしてくれるから、多くの人間は俺に対して興味持ってくれてすんげぇ嬉しいんだが、ほとんどが興味の湧かない内容ばっかなのな。(大概同列な内容なのが多いためか)
いや、勿論興味あるものもあるぜぇぃ?
ただ、そうであったとしても、返信するまでの興やモチベーションが湧かないから、結局こっちは聞いてばかりになっちまってる訳だな。
返信するくらいなら、大概リアル活動かゲーム本体に身を注いじまう。
だから、返信や何か見返りを求めてるヤツ、申し訳ないな。
もっと深く関わっていれば面白い展開が待っていたのかもしれない。
最初の関わるきっかけってやっぱ大切だなー。
衝動みたいのがあれば結構乗れるんだろうけどな。
最近流行りの反終世魔機関(OAY、Organizations of Anti Yoma)も、発言的にすんげぇ文学的に楽しい内容があったしな。
人は、すんげぇ面白い動物だと思うから、関わるだけの感情的動機があれば、俺もどんどん関わろうと思うな。

もし、俺に何かしらの反応を期待してるヤツ、特に俺を潰したいヤツなんかには顕著だと思うんだが・・・・・・
がんばれな。しつこくやりつづければ、俺はそっちに振り向くかもしれない。
俺に興と熱狂的動機を与えるまでが大変だと思うが、がんばってくれ。

今はリアルとかのが熱狂してるな。なんだかんだ言ってやはり楽しい^-^
メイプルに関しては、俺はあの女Dナイトに御執心(・ε・)
俺も今、この人物の首根っこを掴んでこちらに目を向けさせようと、最高のタイミングを見計らっているトコロだ。
最高のタイミングで、横合いから思い切り、殴りつける。
# by yoma_owari | 2005-12-13 15:30 | 弁証法的螺旋階段
あいっかわらずネタに困らんゲームだなー


皿山ぱげるんですノクタン便座カバーアンリミテッド・フューチャリング終世魔バージョンX
属性:自称の通り変態
趣味:受けないが故に受ける洒落
次のキャラに比べたら、ささいな事かー。


遊矢
所属:ヨーマーズ12・変装の達人でアホ担当
家族:裏爆流遊美人4姉妹四女(裏爆流美人3姉妹とそのでがらし)
座右の銘:東急ハンズ
属性:弓一位の最強の変態
生息地:東京都世田谷区のボロアパート
趣味:終世魔・ひかりさんにPを貢ぐ事。
やはり、最大のネタ缶に決定のようだ。この物語の鍵を握る人物。しかし、漫画で言えばコマの片隅にしかでてこないような人物でもある。打てば必ず鳴り響く。


活用形。


奴隷として酷使。


恥じるよろこびー。


ぁはぁぃ。


オデンの園。


出費7500円↑らしい。


趣味。


おれーたーちー。
名言集1「一回死んでみるのもいい人生経験になると思うよー」


遊矢のライフスタイル。皆も見習おう。


サブやってると通報受けたので、強制的に登録すり替え。本人の要望により名前は非公開・・・だが、微妙にこの更新のどっかに載っている。


もはや伝統。
変態伝記完。


怖。


これが真実。あまり意外じゃなかった^-^


バカップルの多い登録の中、唯一そうでもないだろうな、と思わせていたカップルが、やっぱり実はバカップルだったようだ。


人間所詮外見^-^


ヴァヴァシュプランヌから変なのでた。


夜魔・繕異奇譚より抜粋。ユヤの反応はやはり天下一品だ。


顔文字革命・・・・・・終世魔が新ネタとして用いた、顔文字辞典なるモノを使ったが故に起きた史実。


新たな終世魔の姿に困惑と恐怖を覚えるヨーマーズの面々。


xxx月姫xxx
所属:ヨーマーズ12・カードディーラーのレズ担当
家族:百合家一族長女
属性:クルセ2位の梨紅フェチ。
最も違和感を覚えたのは、ヨーマーズ12百合家長女の月だったようだ。


ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよ~♪


流行の(・名前・)スタイル。
名言集2「変態ってのは、人間の美学だ」


オワリヨマ=ルネサンス(終世魔文芸復興)
顔文字を使い続ける終世魔に代わり、我が終世魔を継ぐ、と言わんばかりに、過去の終世魔の言動を自ら使う事で復興を試みようとする者達が出現した。


ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよ~♪→あろー・allo
(〃 ̄ー ̄)/オメデトミサイル ━━━∋⇒,・'・:*:・'・,((((☆ヂゥドーン!!☆))))→こんぐら・con
(*・ω・*)ノ~~ ぉかえりぃ♪☆・゚:*:゚→かーりー・かり・りー・かかー・りりりー
( ´ ▽ ` )ノ タダイマァ→らーまー・らま・らまん・らまんどぅー・らららー
ど━━━(゚ロ゚;)━━んま━━━(゚ロ゚;)━━い→あーめん・amen
ヽ(*´∀`*)ノ おやすみなさ~い♪→ぐないー・あでゅー
(朝餉・昼餉・夕餉)の肉食放置、その他諸々


主には、裏や爆神が継いでくれる事だろう^-^


もはや花道。戦友と共に戦争賛美歌。戦争! 戦争!


xCHOPUx
好きなもの:椎茸
欲しいもの:椎茸
強化したいもの:椎茸
一家に一台:椎茸
泣く子も黙る:椎茸
だいだいだい好きなもの:椎茸


椎茸損失後の俺への体の張り方が(色んな意味で)、尋常じゃなかった。まぁ、まだチャンスはある。また強化がんばれ^-^


全国日本馬鹿代表・・・・・・
底辺を這いずるが如く、桜鯖にはあふぉのみで構成されたチームが存在するという。
終世魔のレベル30頃を知る、唯一のチーム。


その代表者達との久々の狩り。
←から岡村・浜口・俺・山本。


なんてか、悉く様になってる。


作戦名:コードネーム=オマルにそそったという裏の心境が謎だ。


百合家の一族・・・・・・
メイプルストーリー桜鯖上層部には、百合を集めた家族集団が潜んでいる。
そこに薔薇などいらぬ。
百合こそ、我等が王道。
4名がヨーマーズ12に所属。(恐らく1名が不本意)


正義の味方ヴァスカックスの意外な一面。


決まりだな。


メタルナー
所属:ヨーマーズ12・配線の達人でロリ担当
属性:斬り一位で桜鯖最強のロリ
家族:百合家一族・ひかり、月等の娘にして俺のペット
かわいすぎるの一言に尽きる。


百合家一族とV-KICOを共にする方法。


恥じるよろこびー。


定例。


やっぱヴァヴァかわいい。


やはり百合に限らず、両刀のようだ。だから俺とも気が合うのか^-^


すべてはSLMにかかっている。


裏爆流遊美人4姉妹。
桜鯖で最も拡声器の使用が多い機関。
活動内容不明。主な生息地はショーワだという。
趣味はカマ騒ぎ。


ch1ルディブリアムにて隠居を撮影。


裏ストレイダ
所属:ヨーマーズ12・イカサマトランプ師でオワリ=ヨーマーズの片腕
家族:4姉妹長女
属性:クルセ一位で桜鯖至上の有名人。廃を引退後、行方不明。


時に戦争は、愛にすら変わる。


大和爆神
所属:ヨーマーズ12・元オカマバーオーナー
家族:4姉妹次女
属性:応接間にその体臭を染み込ませた裏に並ぶ鯖至上の有名人。


4姉妹は緊急時に変身できるらしい。


桜鯖で、恐らくは究極の物語。
さきほどから数回登場している、あの人物。
彼女がインするたんびに鯖全体がある言葉で共鳴するという・・・・・・


o梨紅o
所属:EMI(えー、まじー、いらつくー
家族:アフロアトム
属性:・・・人語で表現するのが難しい。ある意味天性。


共鳴。どさくさに混じって変態弓が反応。意味分かってて拡声器を発したのだろうか(・ε・)


誤爆がわざとでないかどうかさえ、今となっては怪しい。


並べてみると分かるんだが・・・・悉く、こういう会話しかしてないのな(・ε・)


ついには俺にまで色付いてきた。


結論として、どうやら梨紅の存在が登録連中の本能のスイッチを押しているようだ。


・・・まぁ、梨紅。これからもがんばれ^-^



以上、たまにはメイポらしい更新をしろとのリクエストを受けての、更新。
かなーり疲れた・・・・では、またなー^-^

omake
# by yoma_owari | 2005-12-07 22:31 | Maple Story
夢魔女奇譚

私は、魔法使いになりたかった。


夢魔女奇譚・前編
# by yoma_owari | 2005-11-22 16:58 | 小説
そして魔王はかく語る
最凶最悪極悪非道喧嘩上等即料理絶対俺様至上主義天上天下唯我独尊
HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
あろーあろーあっろぉーAAAAALLLOOOOOOO!!!
随分と更新遅れちまったなー。全国1000万人の俺様ファン、申し訳なかった(・ε・)

最近リアルがなぁ、ちぃやばすぎ。
数年消息絶ってた知り合いが突然姿現したり、野暮用で北海道いってたり、
旧友の吸血種がいきなり緊急の円卓会議やろうとか抜かしたもんで、そっちにも参加したり、
まぁなんやかんやで忙しすぎて、なかなかメイプルインする暇もないわ^-^
また長引きそうだったら一回ブログ閉鎖も考えもんかー。


ってか、メイプルはメイプルで随分と盛り上がってるし(・ε・)
コメント欄50とか、シャレにならんね^-^

残念ながら全部に一々レス返せるほど暇はなしー。
ほとんど同じ内容のコメントばっかだしなー。
中にはなかなか面白いものもあって、楽しませてもらった^-^ ありがとう。
ただ、俺の周囲の人間が気味悪がってコメントとか書けないという情報がいくつか入ったので、
対応策として当ブログのコメントの書き込みは禁止にして、ブログ用メールアドレスを設ける事にした。
用事あるやつはここにでも送ってくれ(・ε・) 
まぁ、これから忙しくなる手前、時間に余裕あるときしか反応できんだろうが。
俺からの返信はそのままブログかメールで適当にー。

ちなみに、知らせた者には知らせたが、受験やらを中心としてリアルが今大変なんで、仮引退中ー。
仮引退って結構中途半端な言葉だよな(・ε・)
早ければ早いうちに復活するかもしれんし、そのままリアル忙しいようだったら、もうインすることもないかも^-^
まぁ、その時の俺の気分によるから、そこらへんは適当によろめきー(・ε・)


さぁて、まぁ今大流行色な戦争ネタに触れるか。

まぁあれだ。俺は論争とかする気は毛頭ないな^-^
どうせ、始まったら螺旋階段状に続いていくだろうし、何よりんな時間がない。
そもそも、論争って単なる「お互いの矛盾点潰し」だろー?
人間、本意を伝えるにおいて時折文章とか間違えて当然だってのに、そんなもん潰しあって何が楽しいんだろうか・・・・・・判断に苦しむな^-^
意見交換とかならまだ分かるがなー。
まぁ、楽しいやつには楽しいのか。

しっかしまぁ・・・・・・あのネタ記事がここまで反響呼ぶとは思わなかったな。
戦士一位獲得を飾るのに相応しい、俺的な味付けを行っただけのつもりだったんだが。
まぁ、そんな事は関係ねぇか。
なんか知らんが、噂になってて皆見てるんだろ?
んで、多数の感性は明らかに、俺に対する憎しみ、という一点に彩られてるという事実は変わらないだろうし^-^
聞いたところによると、俺のあの戦争記事に対して不快感を抱いたヤツが多数だと。
んでもって、更に発展したヤツラん中にゃ、俺のブログの削除を狙う輩がいるのだそうで。
ぁあ、そんでなんだっけか。すんげぇゾクゾクする内容があったわな。

ユダヤ団体の介入による、多額の献金、だっけか?

ブ━━━(;.;:´;:.゚;;.3;.;゚;.;)━━━ッ!!
思わず飲んでた茶吹いたし^-^
全くいやはや、この世はまだまだ狂気で満ちているな^-^
たかだかこんなブログの一つや二つで、ここまでの茶番に進展するとは。HAHAHA

まぁ、そんなこんなで理由も山ほどあるし、あの戦争記事はこれにてお開きかなー。
赤の他人ならばともかく、FLにいる周囲の人間とかで、食物戻してまで色々考えてたヤツもいたみたいだし。
丁度今暇も重なってるので、あの記事は撤収するぜー(・ε・)
よかったな、皆^-^

まぁ、そんなことよりもだ・・・・・・実は、あの戦争記事にはちょっとした思い入れがあった。
暇がなかったってのも理由の一つだが、作為的に放置してたってのも、また真実だな。
いつか発表しようと思っていた、謌がある。

さて・・・・・・俺もまた、詠う事にしよう。己が真実を貫くため。

謌から始まりし者は、やがて謌へと還る
# by yoma_owari | 2005-11-22 16:06 | Maple Story
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